一勝一敗で迎えた3戦目。昨日の試合で再び奮起した自分は、0-6の悪夢から立ち直り、仕事を終えてからハマスタに向かう事とした。

着いたのは3回裏から。それまで再三のピンチを東が凌いでいたようで、ハマスタに着いて一安心。無死1塁から林の打席を見守っていた。

今日の先発は東と山﨑伊織。今日も1点入るかどうかのロースコアを予想。最近のベイスターズは、東、今永など好投手が投げる時は堅実に1点を取りにいく攻撃を徹底していて、守り勝つ野球を実践している。この場面も林、続く東もランナーを進塁させるバッティングの意識が如実に見え、結果的に林はランナーを2塁に、東は3塁に進めさせた。この全てが活きて、大田が3塁線を破るタイムリー2ベースを放ち先制。ランナーが3塁にいなければ、長打警戒で岡本は3塁線を締め、三遊間が開く代わりにレフトを前進させていたかもしれない。一つ攻撃が噛み合う形となった。

4回以降の東は3回までと別人のようなピッチングを披露。とはいえ自分が東を見たのは4回以降からなので、いつもと変わらない堂々たるピッチングに過ぎなかった。この辺りはさすがに15勝をしている投手と言った所で、極めて修正力が高い。球速も4回は143㌔前後であったが、回が進むに連れ146㌔〜148㌔を計測するようになっていた。

球数もいつもと同じで少なく、8回終わって102球だったので、森原の怪我もあり100%9回もマウンドに向かうと思ったが、8回の打席で代打を送られる。「えー嘘でしょ？？」と思った矢先、出て来た代打が藤田だったので、藤田の花道も見たいから良い…のか？とよく分からない心境になる。

結果的に代打策は実らず、9回に上がったのはウェンデルケン。恐らくここまでは完璧なゲームプランだったのだろう。今日は東は8回まで。ウェンデルケンを9回。ベンチの思惑に東が見事に応えたのだと思う。

そのウェンデルケン、先頭の岡本を四球で歩かす。この場面は球場のファンもナーバスにはならなかった。岡本にホームランが最悪なシチュエーションで、その最悪を何度も山崎康晃で食らってきたのが今季の横浜。ヒットを打たれたと割り切り、後続を断てればOKだ。

続く大城は送りバント。これは助かった。実際大城の打力は抜きにしても、5番に据えた選手が約束されたアウトをくれるのは楽だ。横浜でいえば9回表無死一塁で宮崎がバントをするのと全く同じなのだから。

6番秋広は全く寄せ付けずに三振。2アウト。

7番ブリンソンの所で代打に丸が出てくる。これも横浜にとってはありがたかった。速球に強いブリンソンの方が怖さはあった。今日のブリンソンは東の緩い球に翻弄されただけで(東はブリンソンによく打たれるので、バッテリーはブリンソンへの攻め方を変えたのだと思う)、速球には力負けしていなかった。

丸に対しては3-0とカウントを悪くするが、そこから3-2とカウントを戻し、最後はストレートで空振り三振を奪って見せた。

【ウェンデルケンの輝き】9回表一死2塁から秋広を三振、丸を3-0から三振でゲームセット！

東は16勝目。ウェンデルケンは来日初セーブとなった。

2日連続の1-0勝ち。3連戦の総スコアは2-6と横浜が少ないが、対戦は2勝1敗で勝ち越し。見事に大事なカードを制した。

これでCSは大手。守り勝つ野球、いいじゃないですか。今日も現地で応援だ！

今日の仲良し動画(2023.9.26)