昨日は1-0で負けているも、試合途中から激しい雨が降り、結局ノーゲームで雨に救われたベイスターズ。今日はどんな戦いを見せるか。とにかく先制点を取る事が鍵。先行逃げ切りが出来るか注目して見ていた。

先発は濱口。1回表、2つの内野安打が絡みピンチを招くも、要所で5番の石川を抑え無失点で凌ぐ。初回が最課題の投手だけに先ず先ずの立ち上がりでスタート。

一方中日の先発は高橋宏斗。6勝10敗と負けが先行するも、横浜打線は打てていない。本格派で、調子が良い時は手が付けられない好投手。

その立ち上がり。1番の大田が7球粘り四球をもぎ取る。いやー、大田の1番が嵌っている。昨日の2安打といい当分は1番で固めて良いように思う。

2番関根は送りバント。手堅くランナーを進める。中日相手は先制点がとにかく大事。当然ベンチもよく分かっている。ただし3番佐野、4番牧とも倒れ、ランナーを返せず。両軍1回にチャンスを作るが、0-0のまま2回へ。

2回表。濱口の大乱調が始まる。先頭の細川にヒットを打たれ、続く7番木下にストレートで四球を許してしまう。先頭を出したとして下位打線に進んで行くのだからもっと現役時代の三浦大輔みたいに「打てるもんなら打ってみろ！」という気概で腕を振って欲しいが、今日はかなり慎重というか、ナーバスな投球をしていて、空回りしていた。

8番村松は制球が甘くなりライト前に落とされ、無死満塁となったところで、投手の高橋にも狙い打たれたようなスイングをされ、センター前に2点タイムリー(関根の悪送球も絡み、無死2.3塁に)。そこからも止まらず大島、カリステに打たれ、4-0となってしまう。

正直、この試合はこの2回表で決まってしまった。もちろん最後まで逆転を信じて応援したが、(ライデル不在とは言え)中日相手に4点リードは厳しい。

高橋宏も点差が開いた所で、細かい制球を気にせずしっかり腕を振り、力強い直球を放ってきた。結局5回にエラー絡みで1点を取るのが精一杯で、6回1失点の好投を許してしまった。

濱口以降の三嶋、宮城、石川、エスコバー、上茶谷は無失点リレーで流れを呼び込むナイスピッチング。打線もそれに応えるように終盤で2点を返すが、そこまで。4-3で敗れてしまった。

結果を見ても、経過まで考えても惜敗だが、この時期に惜敗をしたところで、ただただ残念なだけで、次に繋がるとか悠長な事は言ってられない。あと一歩のところを追い越し切るのがこの時期に求められている事で、それが出来なかったという結果だけ受け止めなければならない。

今日は残念な負けだった。とはいえ明日も試合はある。試合があるだけ前を向き、CSの先の夢の為に戦い続け、勝ち続けるしかない。

明日は現地観戦。自分はまだ2位を諦めていない。その声援を届けたい。