首位、2位を敵地で倒し、現在3連勝中とセで一番勢いのあるベイスターズ。今日からはホームで中日戦。前回はカード負け越しを喰らったが、今回は勢いも味方に雪辱を果たしたい。

先ずは天気の心配が先立った。昨夜から大雨の予報で、今日の朝の時点でも雨。それも雷が混じるような荒天予報であったことから、さすがに今日はやらないかな・・・と思っていたなんてもう言わない。ハマスタは台風予報でもやる球場だから、もうやること前提で構えていようと試合開始を待っていた。

17:30、東京はバケツをひっくり返したような大雨。今朝の予報通り、いや予報を超えるような天気。神宮のヤクルトー阪神は中止が決定。そりゃそうだよね、やると思って構えていたけどやっぱり今日はさすがにやらないわ、とハマスタの試合開始状況を調べると・・・え？中止が決定されていない！？やるの！？

・・・これもハマスタ名物。微妙な時は基本的に試合中止にしない。ダメそうな時も中止にしない。試合を開始してダメなら中止にする。おかげで遠位に住む自分は現地に行くかどうかいつも翻弄されてしまう。

ということで18:00、定刻通り試合開始。プレーボール時点では雨は降っていないが、雨雲レーダーを見ると1時間くらいで大雨の予報。「5回裏まで進まないだろ…」と、正直100％中止になるだろうと思いながら試合を観戦。

先発の平良、仲地とも状態良くアウトを積み重ねていくが、2回裏の林の粘りで「あ、これはもう5回までいかない」と強く思い始め、3回表の龍空の10球を超える粘りで「あ、もう絶対いかない」と確信に変わった。細川にタイムリーを打たれたところで、正直予定通りの雨を早く早くと願っていた。

3回裏、1死2塁で佐野を迎えたところ。2次元で確認していた雨が、3次元に予定通り降り始める。ここから数時間大雨の予報。早々に選手は引き上げ中断。その後一度はシートを外し再開の機運も見せたが、それをあざ笑うかのように大雨が強くなり、雨天中止。ノーゲームとなった。

大田は2安打、林なども1安打を放っていただけに残念であったが、1-0で逃げ切るのが中日の野球だから、はっきり言って助かったとしか言えない。中日に先制点は結構ヤバい展開で、後ろは強いので、3回裏のチャンスを凌がれていたら、そのまま1-0で逃げ切られていた可能性も十分にある。

今日は元々開催すべき試合では無かったと思うが、結果的に天に助けられた。明日以降、チャンスと思って、先制点を取る事、防ぐことに気持ちを集中してほしい。